9月の新卒採用後、10月に別のインターン募集
起亜は2026年10月23日、国内事業部門の転換型インターン募集を開始した。応募締切は11月4日午前11時(韓国時間)。職種は販売、マーケティング、商品、経営支援、アフターサービス技術である。
9月には製造、IT、事業企画、研究開発など30分野の集中採用を実施した。しかし、9月の新卒採用は2027年2月卒業予定者や学位保有者、10月のインターンは同年8月卒業予定者が対象だ。
同じ企業でも入社経路は一つではない。今回の焦点は制度が新設されたかどうかではなく、卒業時期と選考・実務経験・入社時期をどう結び付けているかである。
二つの採用経路では条件と日程が異なる
9月の新卒採用は9月15~29日に受付を行い、TOEIC SpeakingまたはOPIcの有効な成績を共通条件として案内した。書類・能力検査と面接等を経て2027年1月の入社を予定した。
10月のインターンは11月4日午前11時が締切。2027年8月卒業予定で、締切日時点で大学4年次後期より前の在学生・休学生が対象となる。語学にはTOEIC SpeakingまたはOPIcのIH以上という明確な条件がある。
書類・能力検査、面接、健康診断を経て2027年1~2月に6週間の実習を行い、最終評価を通過すれば7~8月の入社を予定する。採用と入社はまだ確定していない。
大学4年生というだけでは応募資格を満たさない
卒業予定は2027年8月でなければならず、2026年11月4日時点の履修学期にも制限がある。休学・復学・卒業延期等がある場合は、学校の証明と公式FAQの確認が必要だ。
TOEIC SpeakingまたはOPIcでIH以上の有効な成績を持つことが必要となる。さらに海外渡航・ビザの欠格事由がなく、韓国人男性の場合は2026年12月31日時点で兵役を終了するか免除されていることが条件だ。
応募資格を満たさなければ採用取消しとなり得る。今回の転換型インターンでは過去の職歴を経験年数として算入しない旨も明記されている。
6週間の制度自体は今回初めてではない
起亜は2026年4月にも転換型インターンを募集していた。夏休みに6週間の実務を経験し、最終転換を経て2027年1~2月の入社を予定する仕組みだった。
今回の10月募集は冬休みに実習し、翌夏に入社を予定する。学校の卒業時期と企業の受入時期をつなぐ複数の経路として理解できる。
しかし実習参加が正社員採用を保証するわけではない。実際の転換率と評価の配点は公表されておらず、卒業までの予定と合わせて検討する必要がある。
なぜ地域拠点とサービスセンターで1週間経験するのか
公式募集要項には、6週間の実習のうち1週間を首都圏の地域本部またはサービスセンターで経験すると書かれている。五つの職種で共通する現場経験だ。
販売現場で顧客が何を質問し、使用・整備でどのような課題が起きるかは、マーケティングや商品企画にも重要な情報となり得る。人事・財務等の経営支援も現場の実態を理解する必要がある。
本社の計画と実際の顧客体験を結び付ける狙いがあると解釈できるが、この1週間が最終評価で何点となるかは公表されていない。
国内事業の五つの職種は同じ仕事ではない
販売はB2C・B2B・B2Gの戦略、販売店、配送、中古車・モビリティ事業を扱う。マーケティングは広告・ブランド・顧客コミュニケーションを中心とする。
商品はEV・PBVの商品企画や需要予測。経営支援は人事・財務・事業戦略と販売・サービス現場の支援。アフターサービス技術は整備制度、保証修理、整備データ、電動化車両のサービス体制を扱う。
同じ国内事業部門でも解決する問題は異なる。職種名ではなく、公式の職務詳細を読んで応募先を判断すべきだ。
希望職種・勤務地が最終配属と一致するとは限らない
起亜は入社後の部署配置によって希望職種とは異なる業務に配属される可能性を明記している。勤務地もソウルの狎鴎亭のほか、全国の地域本部・サービスセンターとなる場合がある。
地方勤務が可能であることは優遇条件だ。勤務地を変更できない応募者や特定の職種だけに関心がある応募者には重要な条件である。
具体的な配属数や勤務地別の人数は公開されていない。配属の柔軟性と、配属結果がすでに決まっていることは別だ。
9月のAI能力評価が10月も同じとは限らない
起亜は9月の新卒集中採用でAIを利用した問題解決能力の評価を導入すると発表した。これはBanseogが以前に分析した話題である。
しかし10月のインターン募集では、応募者全員に能力検査を実施する予定と明記するのみで、9月と同じ試験形式だとは確認できない。
同一企業の募集でも対象と選考方法は異なる。実際に応募する枠の公式要項を優先するべきだ。
応募前に判断すべきこと
2027年8月の卒業予定・履修学期制限、11月4日に有効なIH以上の語学成績、1~2月の6週間の実習と7~8月の入社予定への対応可能性を確認する。
さらに五つの職種の業務内容、希望と異なる配置、全国の勤務地という条件も検討すべきだ。実習後には最終評価があり、正社員転換率は未公表となっている。
企業名が同じだからといって採用の入口も同じではない。誰が、いつ、どのような現場で働き始められるのかを知ることが、応募の判断を変える。
BANSEOG VIEW
BANSEOG VIEW|同じ企業でも採用の入口は異なる
9月の新卒採用と10月の転換型インターンは卒業予定時期も入社予定月も異なる。応募条件を混同してはならない。
6週間のインターン自体は春にも存在した。今回の特徴は顧客接点での1週間の経験と、希望職種や勤務地とは異なる配属の可能性である。転換率とAI評価の同一適用は未確認だ。
応募の価値を判断するには、企業名だけでなく学業日程、語学、仕事内容、勤務地、転換評価を合わせて検討する必要がある。
SOURCES
参照した主な資料
- Kia Talent Lounge — October 2026 conversion internship
Primary posting: roles, applications, eligibility, six-week internship, field week and placement caveats.
- Kia — September 2026 graduate hiring guide
Earlier September campaign's applicant cohort, certification and employment schedule.
- Hyundai Motor Group — Kia H2 recruitment announcement, September 8, 2026
September recruitment sectors and its AI problem-solving evaluation, not confirmed for October.
- Seoul National University — Kia H1 internship notice, April 10, 2026
April recruitment confirms six-week internship and January–February 2027 start were already used.
2026年10月27日作成。10月の公式募集要項は11月4日11時(韓国時間)締切。2027年8月卒業予定、IH以上の語学成績が必要。最終評価と配属先、現場実習の評価配点、9月のAI評価方式が今回も適用されるかは未確認。春にも6週間の制度が存在した。