Banseogノート · 2026-10-26
工場現場の手の技をフィジカルAIに移す東大発ベンチャー
協業拡大期 — 個別AI開発から、大手製造業の現場にプラットフォームを導入する段階
- 2021年に設立された東京大学発の製造業特化型AIベンチャーで、カワムラ・タクミCEOとオオクマ・タクミCTOが率いています。ITとOT(現場の制御技術)をつなぐAI・ロボット開発を手がけてきました。
- 2025年7月、経済産業省・NEDOの生成AI開発支援事業GENIACの第3期に採択され、仕様書・図面からPLCのラダープログラムを自動生成する製造業特化型LLMの開発を始めました。
- 採用ページでは、ソリューション営業・PM(経験者)と、Web・AI・ロボティクス・FAエンジニアの職種を募集しています。
1年以内の決定
- 矢崎総業との協業 2026年9月24日、ノーコードのフィジカルAI開発プラットフォーム「Physical AI Canvas」を矢崎総業に提供することになりました。ワイヤーハーネス生産の自動化が対象で、当初はAirionのエンジニアが一緒に課題を設定し、その後は矢崎総業がデータ収集からロボット適用・改善まで自ら回せるようにすることが目標です。
- 自律除草ロボットの開発 2026年8月26日、Stearmotorとともに車輪付き4脚歩行ロボット(Unitree Go2-W)で太陽光発電所の周辺に除草剤を自律散布するロボットを開発したと発表し、現場での実証を続ける計画です。
- 熟練技能継承AI 2026年1月、エプソンダイレクトとともに、熟練者の暗黙知を対話で引き出して文書化する「技能継承くん」を現場用端末Endeavor JT51に搭載した共同開発の成果を発表しました。
求める人材
- ロボティクス・FAエンジニア 矢崎総業のように、顧客工場でデータ収集からロボット適用までを共に回す仕事
- AIエンジニア(ロボット学習・LLM) Physical AI Canvasのモデル評価とラダープログラム生成LLMの開発
- ソリューション営業・PM 大手製造業と共同開発の課題をつくり、現場導入まで管理する仕事
採用担当者へ
韓国でも、PLC・FAの経験とAIを併せ持つ人材は、大手製造業のスマートファクトリー組織、産業用ロボット企業、製造AIスタートアップが同時に求める希少な人材です。日本企業もこうした人材を経験者採用しているため、韓国の工場自動化リーダーの処遇を今のうちに点検しておくべき時です。
求職者へ
PLCのラダープログラミングやワイヤーハーネスのような組立工程の自動化を現場で経験した後、AI・ロボット学習へ移ってきた経歴が最も価値があります。勤務地は東京で、顧客が日本の大手製造業のため、現場でのコミュニケーション能力が重要です。
公開情報に基づく分析です。出典:PR TIMES 2026-09-24(矢崎総業との協業)、PR TIMES 2026-08-26(Stearmotorの除草ロボット)、PR TIMES 2026-01-27(エプソンダイレクトの技能継承くん)、CNET Japan 2025-07-15(GENIAC採択・ラダーLLM)、Airionホームページ(経営陣・Physical AI Canvas)、Airion採用ページ 2026-10-26(職種)。
募集中の求人
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